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2017年4月から福岡大学人文学部歴史学科で西洋史を担当してます。


by schembart

最後の三者面談

今日は、博士論文提出前の最後の三者面談に行ってきました。博士論文の目次を見ながら、最終チェック。見出しは大切です。読む人が最初に触れる箇所。本論はしっかり書けているから、あとは「結論」をもう少し練り直すように、とのご指導。博士論文の意義は、「序論」と「結論」でどれだけインパクトのある議論を展開できるかで決まる、とのこと。「結論」では、自分の博論の意義を100パーセント書ききらないといけません。すべての読者が博士論文を隅から隅まで読んでくれるわけではないのです。

そんなわけで、博士論文の提出は、日本に帰国してから、もういちど「結論」を練り直して、10月末あるいは11月頭になります。その後、先生に評価書を書いてもらって、口頭試問という流れです。シリング先生が年明けもお忙しいとのことで、3月末か4月にずれ込むこともありそうです。何はともあれ、良い博士論文を提出することが一番です。

本当は、しっかりと博士論文を完成させて、提出し終えてからの本帰国を目指してましたが、それは叶わず。ぼくの計画が甘かったです。反省しないと。でも、反省ばかりしてても意味がないので、帰国のばたばたで気が抜けてしまわないように、10月半ばまで、踏ん張って頑張ろうと思います!

三者面談も今日で最後でした。しっかりとキースリング先生、シリング先生には感謝の意を伝えることができました。お二人には最後のさいごまで背中を押してもらってばかり。有難い限りです。これまでの三者面談もまとめておこうと思います。

*日付はブログのアップの日時。

8月の三者面談」(2013年8月18日)
6月の三者面談」(2013年6月20日)
(5月の)三者面談」(2013年5月9日)
(3月の)三者面談」(2013年3月21日)
冬の三者面談」(2013年1月16日)
秋の三者面談」(2012年10月18日)
(夏の)三者面談」(2012年7月11日)
三者面談の延長」(2012年6月25日)
(春の)三者面談」(2012年4月19日)
(3月の)三者面談」(2012年3月8日)
(2月の)三者面談」(2012年2月2日)
「三者面談」(2011年3月11日 ブログ記事なし。詳しくは、こちら
三者面談」(2011年2月10日)
面談延期とアウクスブルク市立文書館の再開について」(2011年1月19日)
シリング教授との面談」(2010年6月26日)
窓のある生活、第2回面談の末に」(2010年6月16日)
第2回面談へ」(2010年6月10日)
第一回面談」(2009年11月10日)

数えてみると、最初の頃の二者面談を含めて、4年間で計17回の面談をしてもらっています。2012年ころから定期的に三者面談を設定してもらい、2013年に入ってからは1~2ヶ月に一回のペースで、じっくりと博士論文のご指導をしてもらいました。完成させて、世に成果を問わないことには、まったく意味がないので、最後の最後まで気を抜かずに頑張ろうと思います。
by schembart | 2013-09-19 01:24 | 研究