中近世ドイツ都市史を研究する渡邉さんの日々 2009年夏からドイツに留学中(2013年9月に帰国しました)


by schembart

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嬉しい知らせ

良い知らせをもらいました。
自然と顔がほころんでくる、そんな嬉しい知らせです。
立派な叔父さんになれたら良いな。
がんばろう。
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by schembart | 2011-06-27 23:59 | 留学生活 | Comments(2)
昨日は聖体節(Fronleichnam)でバイエルンは祝日でした。なんちゃって山岳隊は、90%雨降り予報にもかかわらず、臨時登山へ行ってきました。今にも雨が降り出しそうななか、ローファン(Rofan)を目指して一路ティロルへ。昨年登った雨のローファンも、青空のローファンも、ぼくはどちらも大好きです。

今回はロープウェイではなく、麓から歩いて登ることに。霧に包まれたローファンを目指して歩き始めます。結構な急坂を、ひたすらに登り続けます。雨が降るが先か、てっぺんとるが先か。
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霧のなかを抜け、ようやくロープウェイの終着点にある山小屋に到着。弁当を開けたとたんに、ぱらぱらと雨が。山小屋に避難して、お弁当の続きを食べました。ここからが、ローファンの地の面白いところですが、天候には敵いません。雨足も強くなるばかり。大人しくロープウェイで下ることに。またリベンジしないといけません。

ローファンのお花たち。(去年の花
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せっかくティロルまで来たので、午後からはシュヴァーツ銀山(Schwazer Silberbergwerk)へ行き、家族連れに囲まれながら、銀山ツアーに参加してきました。15,16世紀の全盛期には、アウクスブルクのフッガー家が膨大な資本を投入して、ヨーロッパ有数の銀の産出量を誇ったシュヴァーツ銀山。銀山の奥深くまでトロッコに乗りこんで、90分ほどのガイドツアーを堪能してきました。売店で案内書も購入してきたので、またお勉強して、こちらでも改めてご紹介します。

Rudolf Palme / Peter Gstrein / Golfgang Ingenhaeff, Glück auf! Faszination Schwazer Silberbergwerk, Berenkamp; 2002.

中華レストランで美味しい晩ご飯。美味しかったー。
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9時過ぎまで明るい季節。午後はずっと雨だったのに、8時過ぎにはすっかりと晴れ渡っておりました。
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by schembart | 2011-06-25 01:10 | 登山 | Comments(4)

復興の花



ちっぽけでいい
精一杯の花を咲かせるんだよ

復興の花/竹原ピストル
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by schembart | 2011-06-22 15:22 | 留学生活 | Comments(0)

ファイト!!



竹原ピストルさんによる「ファイト!」のカバー。ライブでの演奏。心を震わされます。

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ああ
小魚たちの群れきらきらと
海の中の国境を越えて行く
諦めという名の鎖を
身をよじってほどいていく

ファイト!
闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう

ファイト!
冷たい水の中を
ふるえながらのぼっていけ

作詞:中島みゆき
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by schembart | 2011-06-22 15:07 | 思い出 | Comments(0)

雨降りの季節に

昨日のなんちゃって山岳隊は、雨降りのあいにくの天気のなか、ミッテンヴァルト(Mittenwald)の町を散策してから、ホーハー・クランツベルク(Hoher Kranzberg)へと登ってきました。中世以来、アルプスを越えてイタリアとドイツ(とくに重要だったのが帝国都市アウクスブルク!)を結んだ遠隔地交易の重要中継地として栄えたミッテンヴァルト。近年では風光明媚な観光地としても有名です。冬にも何度か訪れて、その町の美しさに心を奪われたものです。

山登りの前に、ミッテンヴァルトの町中を散策することに。偶然にも結婚式の伝統的な行列に出くわしたり、美味しいチョコレート屋さんで下鼓を打ったり。そんなこんなで時間を費やし、実際に山に登り始めたのは正午過ぎ。ぱらぱら降りの雨のなか、さっそく歩き始めます。
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半年前に登った時には、青空が広がっていたホーハー・クランツベルクですが、今回は霧に包まれておりました。雨に濡れた花を写真に収めつつ、傘をさしながらのんびりと登ります。
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途中の山小屋で昼食をとり、頂上まで。雨足も強くなります。頂上に到着し、山小屋に避難。風も強くなり、雨も大粒に。気温も下がります。雨が過ぎるのを待ちながら、雑談。雨の降りやむ気配はありません。
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少し緩やかになったのを見計らって、意を決して下山開始。カメラも鞄に仕舞い込んで、雨のなか、もくもくと下ります。ただただ歩くのみ。雨の山。物思いにふけるには、最高の瞬間です。休憩することもなく、ミッテンヴァルトの町まで下りてきました。

その足で、町中でまだ開いていた(ミッテンヴァルトのお店はたいがい午前中しか開いてません)ワイン屋さんでお買いもの。イタリア産や南ティロル産のワインは、中世以来、ミッテンヴァルトを通ってドイツまで輸入されていました。そんな歴史的な背景もあってか、あるいはお店のおじさんの口ぶりに乗せられてか、ぼくも調子に乗ってワインを2本も購入。エッチュタール産の白ワインと、おじさんがドイツ1の赤ワインと自信を持って勧めてくれたライン川の支流アール産の赤ワインを一本づつ。飲むのが楽しみだ。

凍えた身体を温め、空いたお腹を埋めるため、ミッテンヴァルトのドイツ料理の老舗アルペンローゼで夕食をとることに。ぼくは豚肉と茸のクリームソース煮を頂いてきました。
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帰りにはようやく雨もあがり、空には大きな二重の虹がかかっていました。雨に濡れたからか、いつもよりちょっと疲れた身体を引っ張ってアウクスブルクまで戻ってきましたとさ。
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by schembart | 2011-06-19 22:43 | 登山 | Comments(0)
Ulrich Grober, Die Entdeckung der Nachhaltigkeit. Kulturgeschichte eines Begriffs, Kunstmann; München 2010.
ウルリッヒ・グローバー『持続性の発見:ある概念の文化史』

ドイツでもけっこう話題となっている本書ですが、ぼくも書店で見つけてさっそく購入しました。論文や研究書以外で、まとまったドイツ語を読むのは久しぶり。ドイツ語って、思ったよりも、なかなか表現豊かな言葉なのだなぁ、ってそんなことを思いながら読み進めております。

巷でよく耳にする「持続性(Nachhaltigkeit)」という概念の歴史をめぐる本書は、前にこちらで紹介したシュトューバー『数世代にわたる森林』のような本格的な歴史研究ではありませんが、今日の「持続性」概念に通じるさまざま過去の思想を、ジャーナリストであるウルリッヒ・グローバー氏の味のある文章とともに訪ね歩く書物となっております。グローバー氏は山を歩くジャーナリストでもあり、『山歩き(Vom Wandern)』という興味深い著書もあるようです。山を歩く歴史研究者(!?)を自称するぼくには、なんとも気になるところ。こちらもいつか読んでみようかな。

レイチェル・カーソン『沈黙の春』や、ジョン・レノン『イマジン』をめぐる考察のすぐあとで、アッシジのフランチェスコが登場するなど、グローバー氏の随想は、ヨーロッパ(それからアメリカ)の歴史に現れるさまざまな思想をあちらこちらと飛びまわります。本書での彼の主張は明確で、現在の「持続性」という考え方は、現代の技術屋さんの頭のなかから生まれたものでも、あるいはエコ運動家が編み出した物でもなく、(ヨーロッパの)歴史を通じて育まれてきた懐の深い思想である、というものです。

ゲーテ・インスティトュートのサイト「持続的に考える」でも、本書が取り上げられて、大絶賛されております(立派な語学学校であるゲーテのサイト上に掲載された記事である以上、この日本語訳はもう少し検討した方が良いようにも思いますが、まあそれはまた別のお話し)。ぼく自身は、本書を読んで(まだ読み終わってないけども)、たしかに大いに勉強させられはしたものの、例えば日本の社会がこの「持続性」概念を無批判に崇めて受け入れるのには慎重であるべきでないか、なんて思いを抱きました。少なくても、もっと議論があってしかるべきだと。グローバー氏が強調するように、「持続性」概念は、なんだかんだでヨーロッパやアメリカで培われてきた思想なのだから、それだけを世界基準の物差しにして考えることには無理があるように思うわけです。うーむ。まだまだぼく自身も整理できてないので、今日はここまで。読み終えて、また思うことがあれば、今度は改めて文献紹介の形で当ブログでも取り上げたいと思います。
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by schembart | 2011-06-17 23:20 | 読書 | Comments(0)

渓谷めぐり

昨日のなんちゃって山岳隊は、エックバウアー(Eckbauer:1236m)に登ってから、有名な渓谷パートナッハクラム(Partnachklamm)に行ってきました。いまにも雨が降り出しそうな空。羊に挨拶してから、さっそく出発。
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苦労して坂道を登り切ると、靄に囲まれた山小屋が。暖かいスープで休憩。雨も降りだしました。降りしきる雨の中、山を下って、渓谷まで。
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年間20万人が訪問するパートナッハクラムへ。この渓谷、かつては、木材の運搬にも利用されていました。切った丸太をそのまま急流に投げ込んで、水の流れにまかせて運搬する方法です(専門的には、管流し(Triften)と呼ばれます。1900年頃の様子は、こちら)。雨も手伝ってか、水に勢いがあってとても迫力ありました。
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その後はチーズ食べて、エッタール修道院に寄って、イタリアン・レストランでおいしいパスタ食べて帰ってきました。大満腹で大満足。
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by schembart | 2011-06-12 18:12 | 登山 | Comments(2)

卑怯者

夕方になると、雨が降るみたいです。そんな季節です。

ふとした時に、耳にしたくなる音楽というものがあります。ぼくにとっては、タテタカコさんの音楽が、まさにそんな存在です。ちょうど昨年も、同じような時期に、このブログでもタテさんの音楽を紹介したことがありました。こちらこちら。なんでだろう。タテさんのあの澄んだ歌声が、この季節の雰囲気には合ってるのかもしれません。ぼくの大好きな歌。



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手に取るように、感じる心、優しさと言うのなら、
私はちっとも、あなたの気持を、予想すらできないし、
あなたの助けを求める悲鳴、耳をふさいでしまう、
あなたが暗い所で手を求めても、わたしは振り払うし、

ひっぱる力は、ありません、
ひきのばす力も、ないです、
優しいふりを装うことなら、できるけど、
長くは続きません。

弱い心をくるんであげる、優しさがあるのなら、
わたしはきっと、もたれかかりきり、
いつまでたっても、芋虫のまま、
あなたの心情をはかってみても、
何センチかわからなくて、
わたしの屁理屈、並べてみても、
どれもまずくて、食べられない。

肩代わりする力は、ありません、
導いていく力も、ないです、
身代わりになる勇気も、ありません、
共倒れする覚悟もないです、
ただ自分が、倒れないように、
ただ自分が、立って歩くのを、
ただ自分が、ひかれないように、
ただ自分になっていくのを。

「卑怯者」
アルバム『裏界線』より
作詞作曲:タテタカコ
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by schembart | 2011-06-09 04:50 | 留学生活 | Comments(0)

レヒ川博物館

今日はバイエルン・レヒ川博物館(Lechmuseum Bayern)に行ってきました。この博物館、毎月の第一日曜日だけしか開いておりません。ずっと行きたかったのですが、ちょうど今日が開館日だったので、思い立って行ってきました。

博物館は、ラングヴァイト(Langweid)という、アウクスブルクから16キロほど北に位置する小さな町にあります。何度か袋小路に入ったりと、迷い迷いしながら自転車こいで行ってきました。なかなかの距離です。レヒ川に沿って必死に自転車こいでると、川にかかる橋のありがたみが身に浸みて感じられます。

天気は最高、サイクリング日和。
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いつもの癖で、花を見つけると写真を撮りたくなってしまいます。
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ようやく博物館に到着。水力発電所に併設された博物館には、955年のレヒフェルトの戦いから1910年の大洪水、それから水力発電の仕組みに至るまで、いろいろと興味深い展示がありました。
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レヒ川の歴史は、ぼくがいつか取り組んでみたいテーマのひとつです。菅豊『川は誰のものか』のような示唆深い研究もあるし、筏流しや漁業、洪水や境界争いなど、興味深いトピックもたくさんあります。レヒ川博物館には、レヒ川の歴史についても、興味深い展示がたくさんありました。嬉しいことに、原寸大の筏も。
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小規模な博物館ながらも、展示には大満足。今度は川の流れに逆らって、自転車こいで帰ってきました。
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by schembart | 2011-06-05 22:36 | 留学生活 | Comments(0)
ぼくのふるさとである岐阜県恵那市と、そのお隣の中津川市に住む数名のカメラ好きたちが集まる「the写真部」という素敵な写真サークルがあります。ぼくも時折ですが、なんちゃってメンバーとして写真を投稿させてもらっております。素敵な写真がたくさんありますので、こちらでもご紹介したいと思います。

the 写真部 blog

ぼくが投稿するのは山でとってきた花の写真ばかりですが、他のメンバーが撮る写真は、心温まる日常のひとこまから、人生のはかなさをぎゅっと凝縮させたような一瞬の黄昏まで、どきりとさせられる一枚ばかりです。ぱらぱらと眺めているだけで、不思議と気持ちも落ち着いてきます。なんででしょうか。

写真って面白いなぁって、みんなの写真を見ながらつくづくそう思う次第です。
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by schembart | 2011-06-03 06:02 | サイト紹介 | Comments(0)