中近世ドイツ都市史を研究する渡邉さんの日々 2009年夏からドイツに留学中(2013年9月に帰国しました)


by schembart

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君は今

タテタカコ「君は今」


*****
君は今 どこにいて 何をしてるだろう
僕は 木漏れ日抜けて 影と戯れている

君は笑ってるかな 何を見ているだろう
僕は 春をようやく 歩き出したとこだよ

まぶしい夢は 銀の鱗
さすらう風に ひるがえしては
また来る日を 迎えようか
夜のふちに 腰を掛けて

君を探しはしない 思いは馳せるけれど
僕は僕くなりに行く それが今 できること

いつか巡り合えたら あの話をしたいな
いつになるか知れない また会えたならいいな

向かい風に 背を向けては
身を潜める 日もあるけれど
確かめたい 二度と来ない
今日のことを 明日が来ても

作詞・タテタカコ
*****

タテさんの歌声が心にしみる季節になりました。以前にも書いたことがあるかもしれませんが、寝ても覚めてもいっつもタテタカコさんの歌ばかりを聞いていた時期がありました。近くでライブがあれば、ひとりで駆けつけては、タテさんが歌う一曲一曲を大切に大切に聞いておりました。このブログでも、いくつか話題に挙げてますが、ぼくにとっては、どれも大切な歌ばかりです。遠い日に、宝石、それにワスレナグサ卑怯者も。「君は今」は、PVがとても素敵で、これまた大好き歌であります。素晴らしい写真ばかり。ぼくも、こんな写真が撮れるようになりたいな。なんて。
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by schembart | 2012-08-29 04:12 | 留学生活 | Comments(0)

「生きててよかった」

フラワーカンパニーズ「深夜高速」


やっぱり、格好良いな。しびれてしまう。

*****
青春ごっこを今も 続けながら旅の途中
ヘッドライトの光は 手前しか照らさない
真っ暗な道を走る 胸を高ぶらせ走る
目的地はないんだ 帰り道も忘れたよ

壊れたいわけじゃないし 壊したいものもない
だからといって全てに 満足してるわけがない
夢の中で暮らしてる 夢の中で生きていく
心の中の漂流者 明日はどこにある?

生きててよかった 生きててよかった
生きててよかった そんな夜を探してる

年をとったらとるだけ 増えていくものは何?
年をとったらとるだけ 透き通る場所はどこ?
10代はいつか終わる 生きていればすぐ終わる
若さはいつも素裸 見苦しいほどひとりぼっち

生きててよかった 生きててよかった
生きててよかった そんな夜はどこだ
*****

一度だけ、生のフラカンを見たことがあります。そのとき、顔面から真っ赤な血を流しながら、「生きててよかった!」と叫び歌うボーカルの姿が、なんとも印象的で、びっくりしてしまいました。その時の映像もありました。あのライブは、やはり伝説となっていたんだ。

フラワーカンパニーズ「深夜高速」(@川﨑クラブチッタ/2004.8)


ああ、なんと、斎藤和義さんもカバーしてるじゃありませんか。知らなかった…。


おお、GO!GO!7188も!


というか、『深夜高速―生きててよかったの集い』というアルバムまで発売されているじゃありませんか。同じ曲を13組のアーティストがカバーするという、なんとも馬鹿みたいに素敵な熱いアルバムみたいです。いいな…、欲しいな…。すばらしいな…。心が熱くなっちゃいます。

湯川潮音


*****
僕がいままでやってきた たくさんのひどい事
僕がいままで言ってきた たくさんのひどい言葉
涙なんかじゃ終わらない 忘れられない出来事
ひとつ残らず持ってけ どこまでも持ってけよ

生きててよかった 生きててよかった
生きててよかった そんな夜を探してる
生きててよかった 生きててよかった
生きててよかった そんな夜はどこだ

いこうぜ いこうぜ 全開の胸で
いこうぜ いこうぜ 震わせていこうぜ
もっともっと もっともっと 見たことのない場所へ
ずっとずっと ずっとずっと 種をまいていく

全開の胸 全開の声 全開の素手で
感じることだけがすべて 感じたことがすべて
*****

これも格好よい。

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by schembart | 2012-08-25 22:14 | 留学生活 | Comments(2)

カーヴェンデルお花編

カーヴェンデルお花編です。
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おまけ
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by schembart | 2012-08-20 21:45 | 登山 | Comments(0)

夏のカーヴェンデル

昨日のなんちゃって山岳狂会、例のごとく(?)行きのDBが遅れたため、急遽目的地を変更することに。天気は絶好の登山日和。雲一つない青空が広がっております。バイエルンの夏。メンバーで緊急協議の結果、先週と同じミッテンヴァルトへ、そしてロープウェイでカーヴェンデルに向かうことに。雪のカーヴェンデル春のカーヴェンデルに続き、1年で2ヶ月しかないと言われる「夏のカーヴェンデル」です。
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ロープウェイで一気に2000m超え。贅沢な風景が広がっています。
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上から見るミッテンヴァルトの街並み。
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ここでお昼ご飯。絵になりますね。
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カーヴェンデルの上をぐるりと回ります。絶好の登山日和で、登山客もたくさん。
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岩登りする人、パラグライダーで空に飛び出る人、のんびり散歩する家族連れ。理想的なアルプスの夏の休日です。
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西カーヴェンデルの頂上も制覇(2385m)。
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大満足で帰りのロープウェイに乗り込みます。夕方にはミュンヘンに着いて、イタリアン・レストランへ。大きいピザにヴァイス・ビアーで、これまた満腹です。お花編は次回。乞うご期待。
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by schembart | 2012-08-19 18:55 | 登山 | Comments(2)
Albrecht Hoffmann (Hrsg.),Die Wasserversorgung in der Renaissancezeit (Geschichte der Wasserversorgung Bd. 5), Mainz 2000.
『ルネサンス期における水供給』

先日の文献紹介に引き続き、中近世ヨーロッパにおける水供給に関する概説的な論文集をご紹介。挿絵も豊富で、ぱらぱらめくってるだけども面白い。ボーツナー・マルクトでの木製水道管作りパフォーマンスが、そのままの形で15世紀の文献に登場してて、これまた興味深い。ちなみに、同シリーズの『中世の水供給』(Klaus Grewe (Hrsg.), Die Wasserversorgung im Mittelalter (Geschichte der Wasserversorgung Bd. 4), Mainz 1991.)も同時に購入してしまいました。引っ越しも近いというのに、またまた荷物が増えてしまった…。悪い癖です。今回は、自分の専門により近い、ルネサンス期の論集をご紹介します。以下が目次。

*****
Vorwort
はじめに

Albrecht Hoffmann
Wassernöte und technischer Wandel in der frühen Neuzeit
近世における水の悩みと技術上の変遷

1. Roter Hahn und Schwarzer Tod
放火と黒死病
1.1. Gefahren durch Brunnengift
井戸の毒による危険
1.2. Stadtbäche als Wasserleitung
水道としての都市水路
1.3. Gegen Feuer und Schmutz
火災と汚物に対して
2. Gesundes Wasser
衛生的な水
2.1. Wasser als Lebensmittel
生活必需品としての水
2.2. Wasser zur Körperpflege
身体衛生のための水
3. Entwicklung der Wassertechnik
水利技術の発展
3.1. Mathematik und Wasserbau
数学と水利工事
3.2. Überlieferung antiken Fachwissens
伝来する古代の専門知
3.3. Rohrleitungen und Laufbrunnen
配管と流下式噴水
3.4. Fortschritte in der Fördertechnik
巻き上げ技術の進歩
4. Wasserlieferung ins Haus
家屋への水供給
4.1. Trägerzunft und Tragetechnik
荷役ツンフトと運搬技術
4.2. Wasserträger in Mitteleuropa
中央ヨーロッパの水運び人
4.3. Wasserträger in Westeuropa
西ヨーロッパの水運び人

Duccio Balestracci
Die Entwicklung der städtischen Wasserversorgung in Italien vom 12. bis 15. Jahrhundert
12世紀から15世紀にかけてのイタリアにおける都市の水供給の発展

1. Die Grundzüge kommunaler Wasserwirtschaft
自治体による水利経済の基本的特徴
1.1. Städte im Wettlauf um Wasserrecht
水利権を相争う諸都市
1.2. Entwicklungen im 13. Jahrhundert - Florenz, Mailand, Venedig
13世紀の諸展開―フィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィア
2. Trinkwasser für die Städte
諸都市の飲み水
2.1. Weitere Fortschritte
さらなる進歩
2.2. Wasser als Geldeinnahmequelle der Städte
諸都市の収入源としての水
2.3. Sorge um die Wasserreinhaltung
水質維持のための配慮
2.4. Wasser als Gestalter des Stadtbildes
都市イメージを形作る水

Albrecht Hoffmann
Zum Stand der städtischen Wasserversorgung in Mitteleuropa vor dem dreißigjährigen Krieg
30年戦争前までの中央ヨーロッパにおける都市の水供給の水準

1. Rohrleitungen aus Holz
木製の配管
1.1. Nivellieren und Verlegen
水平化と敷設
1.2. Arbeiten mit dem Rohrbohrer
水道管の穴あけ作業
1.3. Fachkräfte für das Leitungsnetz
水道管網の専門家集団
2. Pumpwerke, Türme und Brunnen
ポンプ装置、給水塔、泉施設
2.1. Pumpwerke mit Wasserradantrieb
水車式ポンプ装置
2.2. Wunderwerk der Technik
技術の驚異
2.3. Pumpen zum Feuerlöschen
消化のためのポンプ装置
3. Brunnenpflege in Nachbarschaften
隣人集団での泉施設の手入れ

Albert Bsur
Wasser für Schlösser und Gärten
お城と庭園のための水

1. Die Gartenanlagen
造園
1.2. Typologie und Entwicklung
類型と発展
1.2. Die Rolle des Wassers in den Gärten
庭園における水の役割
2. Technische Anlagen zur Wasserversorgung
水供給のための技術設備
2.1. Gefällenanlagen
傾斜設備
2.2. Künstliche Wasserhebung - Ziehanlagen für Brunnen und Zisternen - Förderwerke
人口揚水—泉施設と貯水槽のためのつるべ設備、巻き上げ式運搬機
2.3. Behälter und Zisternen
容器と貯水槽
2.4. Teich, Weiher und Kanäle
貯水池、湖沼、運河・水路
3. Wasser in den Burgen und Schlössern
城塞とお城の水
4. Wasser in den Gärten
庭園の水
4.1. Freistehende Brunnen
水無し泉施設
4.2. Wandbrunnen
壁泉
4.3. Kaskaden
階段状の人工滝
4.4. Springwasser und Fontänen
噴水施設
4.5. Grotten und Vexierwässer
人口洞窟と判じ水
4.6. Wasserautomaten
自動水利施設
4.7. Wasserorgeln
噴水オルガン
5. Weitere Entwicklung
さらなる発展

Anhang: Beispiele frühneuzeitlicher Wasserversorgung
付録:近世の水供給の諸事例

1. Unterirdische Wasserleitungen
地下水道
1.1. Die Bottini von Siena (Duccio Balestracci)
シエナの地下水路
1.2. Die Wasserleitungen der Stadt Exeter (Mark Stoyle)
都市エクセターの水道
1.3. Hanns Zschans Plan der Basler Wasserversorgung (Niklaus Schnitter)
ハンス・ツシャンによるバーゼルの水供給設計図
2. Städtische Wasserhebewerke
都市の水巻き上げ装置
2.1. Das Große Rad an der Weserbrücke in Bremen (Herbert Schwarzwälder)
ブレーメンのヴェーザー橋脇の大水車
2.2. Die Wasserkunst der Hansestadt Danzig (Albrecht Hoffmann)
ハンザ都市ダンツィヒの水文術
2.3. Das Wasserwerk der Prager Altstadt (Jaroslav Jásek)
プラハ旧市街の給水施設
3. Wasserversorgung von Höhenburgen
山城の水供給
3.1. Der Tiefbrunnen auf dem Königstein (Ingo Busse)
ケーニヒシュタインの深井戸
3.2. Die Tretrad-Brunnenwinde der Festung Kufstein (Wilhelm Ruckdeschel)
要塞クーフシュタインの踏み車式巻き上げ井戸
3.3. Die Wasserkunst des Schlosses Hellenstein bei Heidenheim (Winfried Müller)
ハイデンハイムのヘレンシュタイン城の水技術
4. Wasser für die Fürstengärten
諸侯庭園の水
4.1. Juanelo Turrianos Wasserhebewerk in Toledo (José Antonio García-Diego)
トレドのジョヴァンニ・トゥリアーニの揚水装置
4.2. Die Wasserkünste des Coudenbergparks in Brüssel (Piet Lombaerde)
ブリュッセルのコーデンベルク庭園の水利技術
4.3. Die Wasserkünste des Schlosses Hellbrunn bei Salzburg (Albert Baur)
ザルツブルクのヘルブルン城の水利技術

*****

ドイツとイタリアの事例が多そうです。当時の水道、泉施設、水車技術の概説的な説明が、数多くの挿絵とともになされています。ぼく自身の関心は、やはり都市と水との関係にあるので、とくに編者のアルブレヒト・ホフマンさんの寄稿論文が気になるところ。ちなみに、中近世における都市の水供給(そして水の排出)については、ウルフ・ディルルマイアーの以下の文献が議論の出発点としていまでも研究史上の重要な意義を持っていると思います。ご関心のある方は、こちらもぜひご参照ください。

Ulf Dirlmeier, Die kommunalpolitischen Zuständigkeiten und Leistungen süddeutscher Städte im Spätmittelalter (vor allem auf dem Gebiet der Ver- und Entsorgung), in: Jürgen Sydow (Hg.), Städtische Versorgung und Entsorgung im Wandel der Geschichte, Sigmaringen 1981, S. 113-150.

ちなみにちなみに、水をめぐる新しい歴史研究としては、中世後期カスティーリャに関する示唆深い論考が翻訳されており、とても勉強になります。日本でも、こういった研究がどんどん増えていけばいいですね。

マリア・イサベル・デル・バル・バルディビエソ(大原志麻、村上司樹訳)「後期中世カスティーリャにおける都市と水―水をめぐる王権・貴族・コンセホの権力構図」『都市文化研究』Vol. 9、2007年、132-145頁。

木製の水道設備(ボーツナー・マルクトにて)
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by schembart | 2012-08-18 02:48 | 文献紹介 | Comments(0)
Martin Kluger, Historische Wasserwirtschaft und Wasserkunst in Augsburg. Kanallandschaft, Wassertürme, Brunnenkunst und Wasserkraft, hrsg. Stadt Augsburg, Augsburg 2012.
『アウクスブルクの歴史的な水利経済と水文術:運河が織りなす景観、給水塔、噴水技術、水力発電』

現在アウクスブルクでは、「歴史的な水利経済と水文術」のユネスコ世界遺産への登録を目指して、都市を挙げての活動がさまざまに行われております。世界遺産への登録リストへの参加表明(こちら)は、すでにバイエルン州レベルでの審査を経て、その推薦を受けることが決定されました。次は、ドイツ連邦レベルでの審査が待ち受けてるようです。さて、どうなるものか。動向に目が離せません。

本書は、世界遺産への登録推進活動の一環として刊行されました。試し読みは、こちらから。世界遺産への登録がどうなるかは別として、アウクスブルクの水利経済は、歴史学的に見ても、非常に興味深い。帝国都市による飲み水の確保・供給政策は、1412年(今から600年前!)まで史料的に遡ることができるようです。本書は、都市内の水路システム、水道管による市内への飲み水供給、給水塔の設置、芸術的な噴水施設、水文学の確立、そして1902年の水力発電所の稼働に至るまで、豊富なカラー写真、挿絵付きで、丁寧に説明してくれます。以下が目次。

*****

Das Einzugsgebiet der Augsburger Wasserwirtschaft
アウクスブルク水利経済の河川流域


Flüsse und Kanäle. Geologie, Topografie, Hydrologie, Naturraum. Die Rahmenbedingungen der Augsburger Wasserwirtschaft an Lech und Wertach
河川と運河。地質学、地誌、水文学、自然空間。レヒ川・ヴェルタッハ川沿いのアウクスブルク水利経済の前提条件

Die Denkmäler der Augsburger Wasserwirtschaft
アウクスブルク水利経済の文化遺産


Kanäle waren die Kraftquellen der Reichsstadt. Im Stadtrecht von 1276 wurden erstmals Augsburger Stadtbäche namentlich erwähnt...
帝国都市の力の源泉たる運河・水路システム。1276年都市法に初めて言及されるアウクスブルクの都市水路

Vom Hochablass werden die "Leche" abgeleitet. Von hölzernen Ablasswehren bis zur Stahlbetonkonstruktion des Industriezeitalters
ホッホアプラスから流れ出る「いくつかの小さなレヒ川」。木製排水堰から産業時代の鉄筋コンクリート設計まで

Wasserkunst zwischen Mittelalter und Neuzeit. Seit 1412 versorgten Wassertürme die Bevölkerung der Reichsstadt mit Fließwasser...
中近世の水利技術。1412年以来、帝国都市の住民に水を供給する給水塔

Wasserversorgung durch Monumentalbrunnen. Mit drei Fließwasserbrunnen gestaltete die Reichsstadt den zentralen Straßenraum...
豪華噴水による水供給。帝国都市の中心街路空間を形作る三つの水道噴水

Wasserwissen in Modellen, Skizzen und Schrifften. Hydrotechnische Modellbauten und Dokumente der Augsburger Wassertechnologie
模型、見取り図、刊行物に水利知識。アウクスブルク水利技術の水文学的模型作りとその記録

Augsburgs Wasser förderte die Industrialisierung. Die Turbinen der Fabriken setzten die Antriebskräfte von Lech und Wertach um...
産業化を支えるアウクスブルクの水。レヒ川・ヴェルタッハ川の水力をエネルギーに変える工場のタービン

Das Augsburger Wasserwerk am Hochablass. Im Jahr 1879 entstand eine europaweit beachtete technologische Innovation...
ホッホアプラスのアウクスブルク給水施設。1879年、ヨーロッパ規模で注目される技術上の革新

Denkmäler der Elektrifizierung durch Wasserkraft. Stromgewinnung durch frühe Wasserkraftwerke und der Bau des Lechkanals...
水力発電による電化の文化遺産。初期水力発電所による電気産出とレヒ運河・水路の建設

Der universelle Wert der Augsburger Wasserwirtschaft
アウクスブルク水利経済の普遍的価値


Die Augsburger Denkmäler und ihre Schutzzonen. Augsburgs Intressenbekundung zur Aufnahme in die Liste des UNESCO-Welterbes
アウクスブルクの文化遺産とその保護区域。ユネスコ世界遺産の登録リスト採用へのアウクスブルクの参加表明

*****

中近世の都市にとって、飲み水の確保と市内への供給は、ぼくが博士論文で取り上げる木材の供給と並んで、無視することのできない重要な課題だったのです。数万、数十万、数百万の都市住民を抱える大都市なら、その重要性はなおさら大きくなります。安全な飲み水の持続的な供給が都市住民の生活・生存を支える重大課題であることは、現在でも変わりありませんし、今後は、より切迫した課題となっていくことが予想されます。いまの研究が一段落ついたら、ぼくもこの分野についてさらに突っ込んだ勉強をしてみたいと思っています。

帝国都市アウクスブルクの高度な水文術(Wasserkunst)は、16世紀の後半から、刊行物や技術者の交流を通じて、ヨーロッパの各地にも伝えられたようです。その意味でも、アウクスブルクの水利経済と水文術は、普遍的な価値を持っているというわけです。ユネスコの世界遺産に無事に登録されれば良いですね。良い結果を、このブログでも報告できればと思います。

ちなみに、本書とも関わるレヒ川の歴史、意義についてはこちら、レヒ川博物館については、こちらをご参照ください。写真は、市庁舎前広場のアウグストゥスの泉。
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by schembart | 2012-08-15 03:24 | 文献紹介 | Comments(0)

メミンゲン再訪

日曜日。絶好の観光日和、気持ちの良い青空が広がっております。歴史学の研究者仲間3名で、メミンゲン観光に行ってきました。2009年11月の研究会以来の再訪です。夏のメミンゲンは初めて。あれやこれや話をしながら、おいしいシュヴァーベン料理を食べ、都市博物館を見学し、聖マルティン教会の塔に登り、メミンゲンのマダムが集う豪勢なコンディトライで美味しいケーキをいただいてきました。土曜、日曜とずいぶんと楽しんでしまったので、また今日から研究に精を出さないと。同年代の研究者の方々と話すと、いつだって刺激をもらえるものです。ぼくももっと研究がんばらないといけません。と、その前に、写真をスナップショットでご紹介。
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都市博物館には、中近世メミンゲンに関わる興味深い展示がたくさんありました。その一部は、以下のカタログにも掲載されております。キースリング先生も寄稿されているので、ずっと前に買っていたのですが、本棚に眠ったままとなっております…。
Katalog zur Ausstellung. Geld und Glaube. Leben in evangelischen Reichsstädten, Augsburg 1998. (目次は、こちら
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by schembart | 2012-08-14 02:40 | 留学生活 | Comments(0)

ボーツナー・マルクト

土曜日のなんちゃって山岳隊、今回は登山じゃなくて、ミッテンヴァルトで5年に一度開催されるボーツナー・マルクト(Bozner Markt)に行ってきました。出店では、中世風の衣装に身を包んだ売り手さんが、さまざまに手工業を実演してくれています。晴天の下、観光客もたくさんで、わいわいがやがや、にぎわっておりました。
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面白かったのは、木製の水道管作り。かつては、水道管も木材から作られていたのですが、いったいどうやって管をあけるのか、ずっと疑問に思っていたのですが、これでその謎も解けました。きれいに穴が開いております。これをつなぎ合わせて、長~い水道を作っていたみたいです。昔の人は、賢いですね。
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ミッテンヴァルトの裏山を散歩して(ロープウェイでカーヴェンデルに向かうグループも)、ミュンヘンまで戻って、また匠のラーメン。チャーシュー丼付き。お腹いっぱい。たのしいボーツナー・マルクト参りとなりました。
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by schembart | 2012-08-13 07:03 | 登山 | Comments(4)

夏ですね

夏ですね。わけあって、来学期から学生寮を出ないとだめなのですが、引っ越し先も決定して一安心。ドイツは、間借り(Zwischenmiete)の制度が確立されてまして、留学生などにはありがたい。契約も無事に済ませたので、あとは来月の引っ越しに向けてちょくちょく準備をしていこうと思います。アウクスブルク旧市街の落ち着いた部屋が見つかって、よかったよかった。

夏と言えば、この曲。気が付けば、ぼくも三十の夏なのです。思い出深い一曲。こちらだと、ミンミンミンミンという蝉のあの鳴き声を聴くことがないので、ちょっぴり寂しくもあったりします。


*****
ミンミン ミンミンと蝉が鳴いていたのは
歓喜の歌かそれとも嘆きのブルースか
もはや知るすべはないがあの蝉の声に似たような
泣き笑いの歌を奏で僕らは進む

酒の味を覚え始めてからは
いろんなモノを飲み歩きもしました
そして世界一のお酒を見つけました
それは必死で働いた後の酒です

戦後の日本を支えた物の正体が
何となく透けて見えるこの頃は
平和とは自由とは何か 国家とは家族とは何か
柄にもなく考えたりもしています

時の流れは速く もう三十なのだけれど
あぁ僕に何が残せると言うのだろう
変わっていったモノと 今だ変わらぬモノが
あぁ 良くも悪くもいっぱいあるけれど

ミスター・チルドレン「1999年、夏、沖縄」
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by schembart | 2012-08-10 06:28 | 留学生活 | Comments(2)

お花編

お花編でーす。
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by schembart | 2012-08-07 21:44 | 登山 | Comments(2)