中近世ドイツ都市史を研究する渡邉さんの日々 2009年夏からドイツに留学中(2013年9月に帰国しました)


by schembart

入学手続き Immatrikulation

無事にアウクスブルク大学への入学手続きを終えました。

ドイツの大学のおおくは冬学期からスタートするので、このごろはアウクスブルク大学でも新入生が事務所でさまざまな手続きをしております。ぼくも今日、無事に博士候補生(Doktorand)として入学手続きを済ませてきました。

2年前に交換留学生として入学手続きしたときよりも、事務所の仕事もハイテク化(死語?)しており、以前は1時間以上待ったのが、今回は10分程度で完了しました。意気込んで朝早くから大学に向かったものの、いささか拍子抜けしてしまいました。

以前は、入学手続きの数週間後に紙製の「学生証(Studierendenausweis)」が送られてきたのですが、いまはデータを打ち込んで、その場で印刷して、はい、と手渡されて完了です。しかもちゃんとカードとなってました。すばらしい。簡単な世の中になったものです。バーコードが3つもついてまして、学生証と図書館証(本を借りることができる)と交通証(アウクスブルク内の公共交通機関が無料で利用できるという、学生にとってはとても大切なカード)が一緒になっております。

根無し草的な存在である留学生にとっては、心強い味方となってくれます。大切に財布にしまっておこう。

さて、こうして研究を進めるための環境はしっかりと整えられました。あとはじっくりと腰を落ち着けて、じぶんの研究を深めるだけです。ぐだぐだとした言い訳はもうできません。大きく息を吸い込んで、深くまで潜り込みたいと思います。がんばろう。

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「眠ったほうがいい」とカラスと呼ばれる少年は言う。「目が覚めたとき、君は新しい世界の一部になっている」
やがて君は眠る。そして目覚めたとき、君は新しい世界の一部になっている。

"Du solltest schlafen", sagt Krähe. "Wenn du aufwachst, wirst du Teil einer neuen Welt sein."
Bald schläfst du ein. Und wenn du aufwachst, wirst du Teil einer neuen Welt sein.

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Haruki Murakami, Kafka am Strand. 
村上さんの『海辺のカフカ』のドイツ語訳をようやく読み終えました。最後のページを読み終えふと顔をあげたとき、ぼくもまた新しい世界の一部になっているように感じました。また改めて感想は書こうと思います。

明日は学生寮への引っ越しですので、そろそろ眠ったほうがいい、とカラスと呼ばれる少年も言っています。おやすみなさい。
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by schembart | 2009-10-01 02:42 | 留学生活