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2017年4月から福岡大学人文学部歴史学科で西洋史を担当してます。


by schembart

投稿論文完成

昨年のクリスマス休暇から取り組んでおりました投稿論文をなんとか完成させました。

明日にでも日本へ向けて投函しまして、あとは査読結果を待つのみです。じつは今回が二度目の挑戦なのです。前回の査読結果として頂いたご意見とこちらでの史料調査を基にしまして、ずいぶんと手を加えました。査読の結果を頂くまでは、まだ落ち着くこともできませんが、とにもかくにもこれで次の一歩が踏み出せそうです。

さてアウクスブルク市立文書館の史料が使えない間は、ニュルンベルクの事例研究を進める予定でいます。ですので、この留学日記もニュルンベルクの文献紹介やらが増えることでしょう。ニュルンベルクも中世の面影を残す綺麗な街ですので、その写真などもたくさんご紹介できるかと思います。楽しみにしていてくださいな。

アウクスブルクとニュルンベルクは同じバイエルン州にあるといっても、列車で1時間ほどかかります。史料調査が軌道に乗れば、毎日アウクスブルク―ニュルンベルク間を行ったり来たりの生活になるかもしれません。あるいは、ニュルンベルクの安宿に泊まって週末にアウクスブルクに帰ってくるという日々が続くかもしれません。どうなることやら。とりあえずは、ニュルンベルク市立文書館に行ってみて、史料の具合がどんな感じかを確認してからです。その前に読まないといけない文献もたくさんあるのですが…。

とにもかくにも、気持ちを入れ替えなくてはいけません。すっかり部屋にこもる生活に慣れてしまったので(とても心地好いのです…)、買い物に出るだけでも億劫になっております。いけません。悪い癖です。気がつけばずいぶんと人と会話もしておりません…。明日は外に出ようと思います。でも外は、とっても寒そうです…。

そんな自分に鞭打って、次の一歩を踏み出そうかと思います。
もう2010年ですものね。
by schembart | 2010-01-06 03:19 | 研究