ルートヴィヒ2世のヘレンキームゼー城
2011年 08月 07日
ルートヴィヒ二世が建てたリンダーホーフ城、シャッヘン城をかつて制覇してきたなんちゃって山岳狂会としては、ヘレンキームゼー城詣りは欠かせません。有名なあのノイシュヴァンシュタイン城は、次回の目的地でしょうか!? 乞うご期待。
ミュンヘンで落ち合い、ザルツブルク行きの鈍行電車に乗り込みます。キーム湖畔の町プリーン(Prien am Chiemsee)まで。車中で、ザルツブルクへ行くという、ドイツ旅行中の日本人学生(20歳)を捕まえて、「湖に行こう!」となんちゃって仲間に取り込みます。青空が広がっております。
プリーンの駅でレトロなキーム湖列車(Chiemsee-Bahn)に乗り込んで、キーム湖まで。おじいちゃんおばあちゃんや家族連れの観光客でにぎわっております。夏休みですねぇ。



列車を降りると、目の前にはキーム湖が広がります。さっそくフェリーに乗って、ヘレン島に向かいます。空も湖面もはっとするほどに青く、吹く風は気持ち良い。




フェリーを降りて、お城まで、のんびりと歩きます。



島の真ん中にどてんと建つ立派なお城。噴水と花壇できれいに飾られた幾何学庭園。フランスの太陽王ルイ14世に憧れたルートヴィヒ二世が、ヴェルサイユ宮殿を模して建築させたのがヘレンキームゼー城です。仰天しながらお城へ向かうなんちゃって隊員たち。







ルートヴィヒ二世展は、なかなかの充実ぶり。ぼくの専門とする時代とはちょっと違うけども、調子にのって展示カタログ・論文集もセットで購入しちゃいました。こんなに人気者なのだから、バイエルン王ルートヴィヒ二世についても、ちょっぴりだけ勉強してみようかな。
疲れたので、ビアガーデンに移動してちょっと遅めのお昼ごはん。相変わらずの天気の良さ。




フェリーとキーム湖列車に乗ってプリーンまで。そこでザルツブルクへ向かう若者と別れを告げ、ぼくらはミュンヘン、アウクスブルクまで帰ってきました。天気が良い日は、それだけで幸せな気持ちになっちゃいます。そんな日にキーム湖に来れたのは、きっとみんなの日々の行いが良かったから。良かった良かった。