中近世ドイツ都市史を研究する渡邉さんの日々 2009年夏からドイツに留学中(2013年9月に帰国しました)


by schembart

<   2012年 09月 ( 11 )   > この月の画像一覧

秋の地獄谷へ

雪が降り出すと行けなくなるということで、昨日のなんちゃって山岳狂会は、またまた地獄谷へ行ってきました。6月に行ったときとは、山の色が違っていました。秋色地獄谷をお楽しみください。行きの電車で雨がぱらぱらしてたで、ちょっと心配をしつつも、とりあえずはアルプシュピッツバーンで頂上まで駆け上がります。ありがたいことに雨は降っていません。気温も涼しく、歩きやすい。秋登山です。峠まで、一気に駆け上がります。
b0175255_17391894.jpg

b0175255_17405514.jpg

峠を越えると、あの絶景が目の前に。地獄谷をめざし、ここからぐんぐん下っていきます。
b0175255_17502551.jpg

b0175255_17522779.jpg

b0175255_17564638.jpg

b0175255_17545147.jpg

アルプスの紅葉。ぽつぽつとそれぞれの木が勝手に色を変え、葉っぱを落としていきます。山全体で紅くなる日本の綺麗な紅葉とは違います。それぞれの国民性と似てる? なんて話をしながら、楽しく下山します。
b0175255_1812619.jpg

b0175255_1810042.jpg

b0175255_18115519.jpg

b0175255_18193592.jpg

b0175255_18221129.jpg

地獄谷の山小屋に到着。さっそくビールをいただきます。おいしい。
b0175255_18252016.jpg

ツークシュピッツには雪が降ったみたいです。ちょっとですがグレッチャーも見えますね。
b0175255_1827254.jpg

ここから雨具を着込み、地獄谷へ。迫力一杯。
b0175255_1831097.jpg

b0175255_18331189.jpg

b0175255_1835262.jpg

b0175255_18363087.jpg

b0175255_18374165.jpg

b0175255_18401132.jpg

b0175255_18415312.jpg

b0175255_18431347.jpg

大満足で岐路に着きます。またまたミュンヘンの匠さんで晩御飯。とっても混んでて、結構並びましたが、まあラーメンのためならしかたありません。今回はチャーシュー丼と担担麺の写真を。ちなみに、ぼくはいつものごとく特製味噌ラーメンを頼みました。お花編は次回。そろそろ2012年度お花編も見納め時かもしれません。
b0175255_184834100.jpg

b0175255_1851488.jpg

[PR]
by schembart | 2012-09-30 18:52 | 登山

退学手続き Exmatrikulation

今日はアウクスブルク大学の退学手続き(Exmatrikulation)をしてきました。3年前に入学手続きをしたのが懐かしい。時の経つのは本当に早いものですね。アウクスブルクでは、博士課程の学生は6ゼメスター(3年間)しか在籍できず、それ以降は籍を抜かないといけません。日本の大学でいうところの「博士課程単位取得済退学」に相当するのだと思います(違うのかな?)。申請書を提出すると、その場で「退学証明書」を発行してくれて、これでおわり。博士論文の提出による博士号の取得とは関係なく、純粋に学籍上の手続きとなります。「学生」という身分はなくなりますが、「博士候補生」として、冬学期もゼミには参加する予定です。

ただ「学生証」がなくなり、ゼメスターチケットと呼ばれる「市内交通証」もなくなるので、これからはトラムやバスも料金を支払わないといけなくなります。忘れないように気を付けないと。あと、大学図書館で本が借りられなくなるのが痛いところ。とは言いいつつも、アウクスブルク大学図書館の所蔵状況はそれほど芳しくなく、主な研究書はいままでもバイエルン州立図書館で借り出していたので、それほど致命的というわけではありません。月に一度のミュンヘン訪問は、これからも変わらず月課(?)となることでしょう。

ブログに書くのを忘れてましたが、滞在許可証の更新も無事に終わりまして、引越し、大学退学にともなう手続きはこれですべて完了しました(ほかに何か忘れていなければ…)。博士論文の完成に向けて、この秋冬は部屋に引きこもることになるかと思います。とはいえ、秋登山、冬登山もあるし、ま、このブログはこのままのペースで変わらず更新していく予定です。はやく博士論文を完成させて、このブログも格好よく幕を閉じられるよう、がんばろうと思います。
[PR]
by schembart | 2012-09-27 20:52 | 留学生活

お引越し

南ドイツは秋が深まりつつあります。気が付くと9月も終わりそうですが、みなさんいかがお過ごしですか。夕暮れが綺麗な季節です。ぼくはと言えば、3年間を過ごした学生寮を引き払い、新しい部屋に引っ越すために、2週間ほどかけて、のんびりと荷物を運びつつ、寮の部屋を掃除しつつ、来月の三者面談に向けて論文を書きつつと、そんなドタバタな日々を過ごしておりました。

ようやく昨日の晩に寮の部屋を掃除し終えました。寮の部屋から見える夕暮れ空が、やけに綺麗で、ちょっぴりだけセンチメンタルな気分になったりもしました。カメラがそばにあれば、ぱしゃりと撮ってたところです。今日の朝にもう一度寮に出向き、さいごのゴミを捨て、ハウス・マイスターに鍵を返してきました。3年間、どうもお世話になりました。

新しい部屋にはもう家具が備え付けられているので、新たに買い物をする必要もありません。さっそく面談に向けての準備に取り掛かります。新しい部屋は、なかなかいい感じ。気のせいか、いつもよりも集中できてるような、そんな錯覚にも陥ります。この冬は、ここに篭って博士論文の完成を目指そうかと思います。がんばろう。と言いつつも、明日は3週間ぶりに市立文書館に行って史料調査をする予定です。博士論文で使用する史料は、ほぼほぼ収集してあるのですが、あと少し、まだ少し。

つい最近まで夏だったのが嘘みたいに、朝夕は冷え込むようになりました。冬が近づいています。とりあえず、10月の三者面談に向けて、集中しなくちゃいけません。新しい部屋の様子です。大きな机が嬉しいところ。これからどんどんぐちゃぐちゃになってくと思うから、今のうちに。季節の変わり目、どうぞみなさまもご自愛くださいな。
b0175255_253652.jpg

[PR]
by schembart | 2012-09-26 02:58 | 留学生活
(投稿の際の不手際で写真がうまくアップできてないみたいでしたので、もういちど投稿しまーす)

昨日のなんちゃって山岳狂会は、雨のなか、アルゴイ地方の廃墟めぐりに行ってきました。フュッセンの手前の駅ヴァイツェルン・ホップフェラウ(Weizern−Hopferau)で電車を降り、廃墟アイゼンベルク(Eisenberg)とホーヘン・フライベルク(Hohen Freyberg)をめぐります。3~4時間ほどのお散歩コース。くもり空の下をてくてくと歩きます。
b0175255_420471.jpg

ちょっと歩くと、かわいい子ヤギたちが出迎えてくれました。
b0175255_4225445.jpg

b0175255_424351.jpg

b0175255_4295455.jpg

雨が降り始めます。ざーざー降り。カメラを閉まって、歩きます。途中の山小屋レストランで雨宿り。ビールで乾杯。気分も良くなって、外に出ます。雨もやみました。
b0175255_4315621.jpg

b0175255_4325868.jpg

ここからさらに廃墟を目指します。雲の隙間から、太陽も…。ちょっとだけ光が届きました。
b0175255_4344728.jpg

b0175255_4354389.jpg

b0175255_4371042.jpg

b0175255_4382594.jpg

b0175255_4401828.jpg

見えてきました、廃墟です。中世の古城址。
b0175255_442615.jpg

b0175255_4433679.jpg

b0175255_4445389.jpg

b0175255_4505142.jpg

b0175255_4522826.jpg

b0175255_4551593.jpg

b0175255_457448.jpg

b0175255_4584751.jpg

b0175255_503614.jpg

b0175255_515714.jpg

b0175255_58026.jpg

b0175255_595984.jpg

b0175255_511453.jpg

廃墟見学中にまた雨が降り出しました。掲示板にある説明書きを読んでお勉強したかったのに。ま、いーや。カメラを鞄に仕舞い、廃墟のなかでおにぎりをいただき、ザーザー降りのなか、下山します。電車でミュンヘンまで。オクトーバーフェストで浮かれたミュンヘン中央駅を通り、またまたいつもの匠さんで夕飯です。お腹いっぱいで岐路に着きました。
b0175255_5192941.jpg

おまけ。お花編の代わりに。民家の庭に咲いた綺麗なお花さん。
b0175255_521248.jpg

b0175255_522207.jpg

b0175255_527549.jpg

[PR]
by schembart | 2012-09-24 05:28 | 登山

もう、じゅうじか



またまた野狐禅のうたが聞きたくなって、聞いています。「カモメ」「ぐるぐる」「東京紅葉」、そんでこの「じゅうじか」、ぼくの大好きなうたのひとつです。

*****
残ったものは くたびれた約束と
ゆがんだ足跡と いつかのあの歌
忘れるためなのか 覚えとくためなのか
昨夜は昨夜で これまた必要以上に飲んだ

朝日に照らされれば 照らされるほど
暗くなっていくものってなんだ?
答えはこの暮らしですとかなんとか
ぶつくさ言いながら カーテンを開けた

窓の外ぼんやりと ぼんやりとまちの教会のじゅうじか 
じゅうじか じゅうじか じゅうじか じゅうじか
じゅうじか もうじゅうじか もう十時か ヤベェ、バイトまた遅刻だ

残ったものは くたびれた約束と
ゆがんだ足跡と いくつかのあの歌
爽快感ゼロ 粘ついた労働の汗に 給料袋 ぺたんと貼り付けて

ため息ひとつ 夜道を歩く
ため息ふたつ とぼとぼ歩く
ああこんなとき 一心不乱 神さまに すがりつける強い人間だったらな

見上げればぼんやりと ぼんやりとまちの教会のじゅうじか
じゅうじか じゅうじか じゅうじか じゅうじか
じゅうじか まだじゅうじか まだ二十二時か どっかで一杯やっていこか

じゅうじか/野狐禅
*****
[PR]
by schembart | 2012-09-20 13:18 | 留学生活
≪2012年9月16日更新≫

引っ越しは本の移動だけで一苦労です…。欲しい本があれば、お声かけください。本によっては、無料で差し上げます!!

*****

ドイツで日本語の本を見つけるのは至難の業。アウクスブルクの貸本屋さんをはじめます。ドイツ語の勉強に疲れて、ひさびさに日本語に触れたいなと思っているアウクスブルク(あるいは南ドイツ)在住の方々に、ドイツでぼくの持ってる小説や本をお貸しします。以下がリスト。希望があれば、コメント下さい。まだぼく自身も未読な本もあるので、とりあえず相談くださいな。(「貸出中」などの情報は、随時このページを更新していきます)

貸出規約:アウクスブルク在住の方(南ドイツ在住の方、要相談)、ぼくの個人的な知り合いの方、あるいは知り合いの知り合いの方(要相談)

*****

小説
単行本

宮本輝 『宮本輝全短篇』上・下巻、集英社
ポール・オースター、柴田元幸訳『オラクル・ナイト』新潮社
ポール・オースター、柴田元幸訳『幻影の書』新潮社

文庫
川上弘美『真鶴』文春文庫
川上弘美『ざらざら』新潮文庫
川上弘美『どこから行っても遠い町』新潮文庫
志賀直哉『暗夜行路』新潮文庫
(貸出中)宮本輝『にぎやかな天地』上・下巻、講談社文庫
宮本輝『流転の海』新潮文庫
宮本輝『地の星: 流転の海 第二部』新潮文庫
宮本輝『血脈の火: 流転の海 第三部』新潮文庫
宮本輝『天の夜曲: 流転の海 第四部』新潮文庫
村上春樹『羊をめぐる冒険』上・下巻、講談社文庫(ドイツ語版あり)
村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』上・下巻、講談社文庫
村上春樹『スプートニクの恋人』講談社文庫(ドイツ語・英語版もあり)
村上春樹『国境の南、太陽の西』講談社文庫(ドイツ語版あり)
村上春樹『海辺のカフカ』上・下巻、新潮文庫(ドイツ語版、雑誌『少年カフカ』もあり)
ジョン・アーヴィング、中野圭二訳『ホテル・ニューハンプシャー』上下巻、新潮文庫
ダン・ブラウン、越前敏弥訳『ダ・ヴィンチ・コード』上・中・下、角川文庫
ダン・ブラウン、越前敏弥訳『天使と悪魔』上・中・下、角川文庫

ミラン・クンデラ、菅野昭正訳『不滅』集英社文庫
W.フォークナー、加島祥造訳『八月の光』新潮文庫

その他
単行本

池澤夏樹『春を恨んだりはしない―震災をめぐって考えたこと』中央公論新社
内田樹・釈徹宗『現代霊性論』講談社
内田樹『街場の読書論』太田出版
内田樹×中沢新一×平川克美『大津波と原発』朝日新聞出版
喜安朗×成田龍一×岩崎稔『立ちすくむ歴史—E・H・カー『歴史とは何か』から50年』せりか書房、2012年
徳川林政史研究所編『徳川の歴史 再発見 森林の江戸学』東京堂出版、2012年
土肥恒之『西洋史学の先駆者たち』中央公論新社、2012年
村上春樹『シドニー!』文藝春秋
村上春樹編集長『少年カフカ』新潮社
村上春樹『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです―村上春樹インタビュー集1997-2009』文藝春秋
椎名誠『岳物語』集英社、1985年
『世界遺産に行こう』Gakken、2011年

文庫
網野善彦『日本の歴史をよみなおす(全)』ちくま学芸文庫
川上弘美『書評集・大好きな本』文春文庫
佐藤亜紀『外人術:大蟻食の生活と意見~欧州指南編~』ちくま文庫
柴田元幸、沼野充義、藤井省三、四方田犬彦編『世界は村上春樹をどう読むか』文春文庫
徳永康元『ブダペストの古本屋』ちくま文庫
藤原新也『黄泉の犬』文春文庫
町山智浩『アメリカが最もバカだった4年間 底抜け合衆国 2000~2004』ちくま文庫
宮本常一『山に生きる人びと』河出文庫
村上龍『対談集・存在の耐えがたきサルサ』文春文庫
米原万里『他諺の空似―ことわざ人類学』光文社文庫
米原万里『打ちのめされるようなすごい本』文春文庫
サン・シモン、青木薫訳『フェルマーの最終定理』新潮文庫
マイケル・ギルモア、村上春樹訳『心臓を貫かれて』上下巻、文春文庫

成瀬治『近代ヨーロッパへの道』講談社学術文庫
宮崎市定『アジア史概説』中公文庫
石寒太『山頭火』文春文庫
陳舜臣『北京悠々館』講談社文庫
ジェームズ・カーン(広瀬順弘訳)『グーニーズ』角川文庫
ヴェルナー・ゾンバルト、金森誠也訳『恋愛と贅沢と資本主義』講談社学術文庫
フェルナン・ブローデル、金塚貞文訳『歴史入門』中公文庫
ジャック・アタリ、斎藤広信訳『1492 西欧文明の世界支配』ちくま学芸文庫

マックス・ヴェーバー、大塚久雄訳『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫

新書
(貸出中)阿部謹也『物語 ドイツの歴史―ドイツ的とは何か』中公新書
石井正『世界を変えた発明と特許』ちくま新書
池澤夏樹編『本は、これから』岩波新書
池内紀『人と森の物語―日本人と都市林』集英社新書
磯田道史『武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新』新潮新書
大澤真幸『不可能性の時代』岩波新書
川北稔『イギリス近代史講義』講談社現代新書
菊池良夫『警察の誕生』集英社文庫
坂井栄八郎『ドイツ史10講』岩波新書
佐々井秀嶺『必生 闘う仏教』集英社新書
釈徹宗×内田樹×名越康文『現代人の祈り―呪いと祝い』サンガ新書
瀬戸口明久『害虫の誕生―虫からみた日本史』ちくま新書
(貸出中)藤木久志『中世民衆の世界―村の生活と掟』岩波新書
竹下節子『キリスト教の真実―西洋近代をもたらした宗教思想』ちくま新書
『日本の論点』編集部編『10年後の日本』文春新書(2005年刊)
仲正昌樹『日本とドイツ 二つの戦後思想』光文社新書
仲正昌樹『日本とドイツ 二つの全体主義 「戦前思想」を書く』光文社新書
杉山正明『モンゴル帝国の興亡 上』講談社現代新書
山本七平『日本資本主義の精神―なぜ、一生懸命働くのか』光文社カッパ・ビジネス

ドイツ関連書籍
魚住昌良『ドイツ―古都と古城と聖堂』山川出版社、2002年
踊共二『ふくろうの本・図説 スイスの歴史』河出書房新社、2011年
大西健夫/U.リンス編『ドイツの統合―分断国家から普通の国へ』早稲田大学出版部、1999年
大西健夫編『ドイツの経済―社会的市場経済の構造』早稲田大学出版部、1992年
田中敏/W.E.シュレヒト『和文独訳のサスペンス―翻訳の考え方』白水社、1991年
旅名人ブックス『ドイツ・バイエルン州―中世に開花した南ドイツの都市物語』日経BP、1999年
森田安一『ふくろうの本・図説 宗教改革』河出書房新社、2010年
[PR]
by schembart | 2012-09-16 07:12 | アウクスブルクの貸本屋

夏の終わりの山の花

ラーバー~エッタール修道院、夏終わりのお花編です。春のお花編は、こちら
b0175255_1740343.jpg

b0175255_1735130.jpg

b0175255_1745528.jpg

b0175255_176287.jpg

b0175255_1773495.jpg

b0175255_1792732.jpg

b0175255_17115366.jpg

b0175255_17131162.jpg

b0175255_17153872.jpg

b0175255_17165846.jpg

b0175255_17185962.jpg

b0175255_17202361.jpg

b0175255_1724168.jpg

b0175255_17254821.jpg

b0175255_17272598.jpg

b0175255_17282328.jpg

b0175255_17292997.jpg

b0175255_1731328.jpg

b0175255_17335141.jpg

b0175255_17351418.jpg

b0175255_17384960.jpg

b0175255_1737163.jpg

[PR]
by schembart | 2012-09-11 17:41 | 登山
とても天気の良い日が続いています。登山日和。先日のなんちゃって山岳狂会は、オーバーアマガウ(Oberammergau)から、ロープウェイでラーバー(Laber)まで、そこからエッタール修道院(Kloster Ettal)へと降りてくる「下山」コース。今年5月の登山とは逆ルート。昨年5月の初夏ラーバーはこちら、そして冬ラーバーはこちら。今回は、夜にメンバーのサプライズ誕生会が企画されていたので、ロープウェイを駆使します。

オーバーアマガウの町を歩いてロープウェイ乗り場まで。
b0175255_20284741.jpg

それにしても、良い天気。青空が広がっています。
b0175255_2017278.jpg

でも、秋の始まりの予感も。
b0175255_20211648.jpg

さすがの登山日和。ラーバーベルクバーンは長蛇の列。まさかの30~40分待ち。
b0175255_2024262.jpg

さっそく下山開始。エッタール修道院脇のチーズ屋さんのチーズケーキを目指して、心なしか、みんないつもより早足です。どんどん下っていきます。
b0175255_20481126.jpg

b0175255_20511350.jpg

エッターラー・マンデルを横目に、先を急ぎます。
b0175255_20534972.jpg

b0175255_20562268.jpg

b0175255_20594276.jpg

b0175255_21443194.jpg

見えてきましたエッタール修道院。
b0175255_2141456.jpg

b0175255_21154693.jpg

b0175255_21182644.jpg

修道院を眺めながら、足水。水温9度。冷たいけど、足の筋肉がきゅっとして、気持ちよかった。
b0175255_21214370.jpg

修道院。
b0175255_21241075.jpg

念願のチーズケーキ。美味しかったー。
b0175255_21271555.jpg

夜はミュンヘンのおいしいチャイニーズ・レストランでメンバーのお誕生日会。中華料理のフルコース。サプライズで集まった皆様と一緒に、おいしい料理を堪能させてもらいました。写真を撮るのも忘れて、ひたすらに食べて、お腹いっぱい。お誕生日、おめでとうございます!
b0175255_21352657.jpg

お花編はまた次回。乞うご期待。
[PR]
by schembart | 2012-09-10 21:45 | 登山
Franz Häußler, Marktstadt Augsburg. Von der Römerzeit bis zur Gegenwart, Augsburg 1998.
『アウクスブルクの市場(いちば):ローマ時代から現在まで』

それほど新しい文献ではありませんが、面白い本をご紹介します。自分の備忘録のためにもなりますし。お時間のある方は、どうぞお付き合いください。アウクスブルクのいろんな市場(いちば)に関する一般向けの本で、カラー挿絵も盛りだくさん。各市場について、歴史的な背景も説明してくれています。経済学で言うところの市場(しじょう)ではなく、「小売店が集まって常設の設備の中で、食料品や日用品を売る所」(大辞泉・小学館)としての市場(いちば)です。日常的に「もの」が交換される場としての市場。とりあえず、以下が目次。

*****

Von der Idee zum Buch...
本書のアイデア

Vorwort (Rolf Kießling)
はじめに(ロルフ・キースリング)

Die Funktion der Märkte
Fleisch, Fisch, Obst, Korn, Wein, Holz für die Städter
市場の機能―都市民のための肉、魚、果物、穀物、葡萄酒、木材

Der Wochenmarkt
Großeinkaufstage auf Straßen und Plätzen
週市―街路および広場での大量購入日

Der Fischmarkt
17 Fischarten für die Reichstagsgäste Anno 1555
魚市場―1555年の帝国議会のお客に出された17種類の魚

Der Brotmakrt
Bäcker buken schon 1276 "saemlin" und "braetzcen"
パン市場―すでに1276年に「ゼンメル」と「ブレッツェン」を焼いたパン屋

Der Fleischmarkt
Anno 1560: 13000 Ochsen für 35000 Augsburger
食肉市場―1560年:35000人のアウクスブルク都市民のために13000頭の雄牛

Der Obstmarkt
2. Oktober 1467: 107 Kärren Äpfel, Birnen, Nüsse
果物市場―1467年10月2日:107荷車分のリンゴ、洋ナシ、木の実

Der Milchmarkt
Der Milchberg: Erinnerung an einen Marktplatz
ミルク市場―ミルクの山:ある市場の記憶

Der Gänsemarkt
Bilanz 1845: 10410 Gänse in Federn und 8740 gerupft
鵞鳥市場―1845年の決算書:羽根つき鵞鳥10410羽、羽なし鵞鳥8740羽

Der Vogelmarkt
König Ludwig erließ Anno 1866 Vogelschutzgesetze
小鳥市場―1866年に国王ルートヴィヒが発布した小鳥保護法

Der Stadtmarkt
"Markthallen" beendeten Romantik der Straßenmärkte
都市市場―街路でのロマンチックな市場風景を終わらせた「市場ホール」

Der Weinmarkt und der Salzmarkt
Händler vereinten sich 1397 in der Salzfertiger-Zunft
葡萄酒市場と塩市場―1397年、塩運搬ツンフト館で合意する商人たち

Der Kornmarkt
Die Schranne: 700 Jahre Getreidehandelsplatz
穀物市場―シュランネ:700年の歴史を持つ穀物取引場

Das Tanzhaus - Markthalle und Festsaal
Über 200 Jahre "Einkaufszentrum" am Weinmarkt
ダンス場、市場・祝宴ホール―200年の歴史を持つ葡萄酒市場脇の「買い物センター」

Die Fronwaage und der Schmalzmarkt
Zwei rechtliche Kuriosa in der Marktgeschichte
都市秤と食用油脂市場

Das Hallamt und die "Halle"
Steueramt, Lager und Markt für "trockene" Ware
塩管理局と「塩」―「乾いた」商品のための租税局、置き場、市場(販売所)

Der Hafnermarkt
Rigorose Einfuhr-Beschränkungen für Töpferwaren
陶器市場―焼き物のための厳格な搬入制限

Die Dult
Anno 1276: "Ostermarkt" und "Sant Michels Messe"
ドゥルト―1276年:「復活祭市場」と「聖ミヒェル市」

Der Plärrer
"Dult-Anhängsel" wurde Schwabens größtes Volksfest
プレーラー―「ドゥルトの付属祭り」からシュヴァーベンで一番大きな民族際へ

Das Turamichele
Michaelitag: Dultbeginn, Zahltermin, Mieterwechsel
ミカエル像―ミカエル祭の日:ドゥルトの始まり、支払期日、賃貸交代

Die Jakober Kirchweih
Fest und Markt mit ungewisser Frühgeschichte
聖ヤコブの教会開基祭―祝祭と市場、知られていない初期史

Der Christkindlesmarkt
Weihnachten 1498: Lebzelterbuden an Perlach und Dom
クリスマス市―1498年クリスマス:ペルラッハ塔、聖堂脇のレープクーヘン売り場

Die Geschichte des Christbaums
... und sein noch "junger" Markt in Augsburg
クリスマス・ツリーの歴史—アウクスブルクのまだ「若い」市場

Der Trödelmarkt
Augsburger Flohmärkte haben 500 Jahre Tradition
がらくた市場―500年の伝統を持つアウクスブルクの蚤の市

Der Fegsand-Verkauf
Hausierer mit Pferd und Wagen auf Tour
磨き砂販売―馬と荷車であちこち売り歩く行商

Der Holzmarkt
Fuhrwerke und Flöße brachten Brennmaterial
木材市場―燃料財を運び込む荷車と筏

Der Holzkohlenmarkt
"Schwebisch kol" kam aus den westlichen Wäldern
木炭市場―「シュヴァーベンの木炭」は都市西部の森林から

Der Torfmarkt
Augsburgern stank Anno 1575 der "Dorffen" zu sehr
泥炭市場―1575年、アウクスブルク人の気分を害する悪臭を発した「泥炭」

Der Heu- und Strohmarkt
Stadtpferde wären ohne Heu-Importe verhungert
ほし草・わら市場―ほし草輸入がなければ、都市の馬は飢えていたに違いない

Die Viehmärkte
Rinder, Schweine, Kälber auf Stadtstraßen verkauft
家畜市場―都市の通りで販売される牛、豚、子牛

Der Schweinemarkt
1495 rümpfte Kaiser Maximilian die Nase über "Straßensäue"
豚市場―1495年、「通りの豚」に顔をしかめる皇帝マクシミリアン

Der Roßmarkt
"Roßtäuschler" überwachten den Pferdehandel
乗用馬市場―「乗用馬取引人」が監督する馬交易

Die Kitzen- und die Schafmärkte
Zicklein gaben ältester Marktstraße den Namen
山羊・羊市場―最古の街路名をつけた山羊

Der Wollmarkt
Wollbörse sollte ab 1835 die Schafzucht fördern
羊毛市場―1835年以来ヒツジの飼育を促進した羊毛市場

Der Hopfenmarkt
Verkaufslokare: Jesuitenkirche und bei St. Margareth
ホップ市場―販売兼飲み屋:イエズス会教会と聖マルガレータ教会脇に

Die Lechhauser Märkte
Ab 1882 Viehmarkt und Wochenmarkt
レヒハウゼンの市場:1882年来の家畜市場と週市

*****

定冠詞が付いたたくさんの「市場」が本書の主要な対象ですが、いろいろな商品が取引される場としての市場ばかりでなく、週市や年市、季節の変わり目、あるいはキリスト教の祝日と合わせて開催されたドゥルトやプレーラー、教会開基祭なども取り上げられております。そういえば、クリスマス市については、このブログでもかつて取り上げたことがありましたね。いまでは市電・トラムが走る通りや広場では、かつてはいろいろな出店がでて、さまざまな商品が販売されていたのですね。市場でのやりとりが都市の日常風景の重要なひとこまだったのです。

いまでも、アウクスブルクの都市市場(Stadtmarkt)に、ちょっとだけですが往時の市場の面影を見ることができます。アウクスブルクの市庁舎やフッゲライ、大聖堂ももちろん歴史的に面白いのですが、アウクスブルクに来られた観光客のみなさまも、ぜひ都市市場に立ち寄ってみてください。安くて美味しい食事もいただけます(とくに、ホール内のギリシャ料理がおすすめです。5ユーロで大皿いっぱい出てきます。お試しあれ)。にぎやかで、なごやかな市場の雰囲気を存分に楽しめます。

歴史を学ぶ者には、グローバル時代の市場経済とか、マーケティングとか、経済学で言う分析概念としての「市場(しじょう)」はとりあえず棚の上に閉まっておいて、本書が取り上げる具体的な「場」としての「市場」から議論を始めることも許されているはずです。ぼくも、博士論文では、都市の「木材市場」から、議論をスタートさせる予定です。誰が木材を都市に搬入し、どこで、いつ、誰が、誰に、いくらで、どれだけ木材を販売していたのか。都市の統治権力は、その取引にどのように介入していたのか。そもそも、木材は「商品」として認識されていたのか。いろいろと興味深い疑問は尽きません。

本書には、かつての市場での取引を描いた挿絵がたくさん掲載されており、それを眺めているだけで、いろいろと刺激をもらうことができます。写真は、現在の都市市場のひとこま。
b0175255_17402724.jpg

[PR]
by schembart | 2012-09-07 17:45 | 文献紹介

夏の終わりと雨と花

お花編です。ちょっと数は少ないですが…。
b0175255_202665.jpg

b0175255_213562.jpg

b0175255_22355.jpg

b0175255_234361.jpg

b0175255_263561.jpg

b0175255_273878.jpg

b0175255_293388.jpg

b0175255_2103249.jpg

b0175255_2113673.jpg

b0175255_2123388.jpg

b0175255_2133486.jpg

b0175255_2145637.jpg

b0175255_2162252.jpg

b0175255_217413.jpg

[PR]
by schembart | 2012-09-04 03:46 | 登山