中近世ドイツ都市史を研究する渡邉さんの日々 2009年夏からドイツに留学中(2013年9月に帰国しました)


by schembart

<   2014年 12月 ( 1 )   > この月の画像一覧

ブログもずいぶんとご無沙汰しております。気が付けば年の瀬、2014年も終わりかけです。そんななか、新しい論文が刊行されました!

渡邉裕一「木材、市場、規範設定―中近世アウクスブルクの事例から」『比較都市史研究』第33巻第2号、2014年12月、23-39頁

ご笑覧いただけたら幸いです。

***

年末ということで、今年の研究成果も振り返っておこうと思います。「留学日記」は終了しておりますが、留学の成果ということもありますし、ぼく自身の頭の中の整理にもなるので。これまでのブログ記事も参照してもらえたら嬉しいです(2009年2010年2011年2012年2013年)。

論文
渡邉裕一「木材、市場、規範設定―中近世アウクスブルクの事例から」『比較都市史研究』第33巻第2号、2014年12月、23-39頁

渡邉裕一「帝国都市アウクスブルクの森林管理・行政」『史観』第171冊、2014年9月、86-103頁

史料翻訳、エッセイ、報告要旨、その他
渡邉裕一「アルプス環境史への道程―登りながら考えたこと(早稲田大学史学会・連続講演会「わたしと歴史学、わたしと考古学」)」『史観』第171冊、2014年9月、138-140頁

渡邉裕一「〔報告要旨〕16世紀後半アウクスブルクの《危機対応型》森林政策―災害史研究の視点から(2013年度早稲田大学史学会大会報告―西洋史部会)」『史観』第170冊、2014年3月、165-166頁

渡邉裕一「〔史料翻訳〕薪節約術の発明家特権―請願書と皇帝による特権付与証書」『エクフラシス別冊』 1号、2014年3月、167-177頁

渡邉裕一「〔史料翻訳〕アレクサンダー・ベルナーの救貧制度調査報告記(1)―アウクスブルク」『エクフラシス別冊』 1号、2014年3月、161-166頁

渡邉裕一「〔報告要旨〕自然災害時における都市の森林政策―アウクスブルクの森林書記会計簿(1563-1607年)を史料に(第109回史学会大会報告—西洋史部会)」『史学雑誌』第123編(1号)、2014年1月、138頁

口頭報告
渡邉裕一「森林政策におけるリスク最小化―紛争、救貧、自然災害」九州大学・長崎県立大学「西洋経済史ゼミ」合同研究会(長崎県立大学) 2014年12月13日

渡邉裕一「都市の木材供給をめぐる政治的交渉と紛争回避―16世紀アウクスブルクの事例から」第6回九州西洋史学会若手部会「研究報告会」(熊本大学) 2014年11月30日

渡邉裕一「森林、河川、紛争解決―帝国都市アウクスブルクの史料から」早稲田大学高等研究所セミナーシリーズ〈新しい世界史像の可能性〉 共催:早稲田大学ヨーロッパ中世・ルネサンス研究所(早稲田大学) 2014年11月8日

渡邉裕一「木材、市場、規範設定―中近世アウクスブルクの事例から」九州大学・長崎県立大学「西洋経済史ゼミ」合同研究会(九州大学) 2014年8月26日

渡邉裕一「アルプス環境史への道程―登りながら考えたこと」早稲田大学史学会2014年度連続講演会「わたしと歴史学、わたしと考古学」(早稲田大学) 2014年6月9日

渡邉裕一「会計簿が語るアルプス環境史―研究の展望」環境史研究会第12回ワークショップ(東京大学) 2014年3月8日

査読付き論文2本、史料翻訳2本、その他の短文3本、口頭報告6本という結果。2014年5月にはドイツのアウクスブルク大学で博士論文の口頭試問があり、無事に合格できました。秋から拠点を北九州に移した関係で、秋冬は九州の学会、研究会でたくさん報告させてもらい、多くの研究者の方々と知り合いになれました(今後もよろしくおねがいします!)。

2015年の予定
渡邉裕一「中近世アウクスブルクの森林政策―木材供給の制度化、紛争回避、災害対策」関西中世史研究会(京都大学) 2015年1月31日

来年1月には、関西中世史研究会にて報告させてもらう予定です。関西圏での報告は初めてで、しかも報告時間もがっつりいただけそうなので、博士論文の成果についてじっくりとお話しさせてもらい、たくさんご意見をもらってきたいと思っています。

みなさま、良いお年をお迎えください。
[PR]
by schembart | 2014-12-29 10:01 | 研究